『地球がもし1メートルの球だったら』
という本を読んだ・・・人の書いた本を読んだ。Σ(`∀´ノ)ノ ヤヤコシイナッ
と、直接その本を読んだ訳ではないので、
以降の多少の語弊やら何やらについてはご勘弁願いたい。
まぁ細かい話はさておき、俗に縮尺論というジャンルの本に関するお話。
結構前に『地球がもし100人の村だったら』という本を読み、
「ほぉ~なるほどなぁ」「へぇ~ふぅ~ん」
と並べれるだけの感嘆詞を吐いたことがある。
単に当方の読解力やら考察力やらが
その程度の感想しか弾き出せないだけかもしれない。
;;
まぁなんというか、それだけ「なるほどっ」と思えることが多かったのは事実。
おっと、いきなりに閑話休題。
その本によると、まず地球が1メートルの球であると仮定する。
地球がこのサイズの場合、
衛星である月はビーチボールだかバスケットボールぐらいの大きさ、
大体30cmそこらぐらいの大きさで、
地球から30メートルぐらいのところを回っていることになるそうな。
30cmなんて、手のひらに乗っちまいますぜ!
続いて太陽となると、大体東京ドームぐらいの大きさになるという。
大きさの比較となるとよく引き合いに出される東京ドームだが、
実際のところ、東京都民以外にとってはイマイチよくわからないもんだ。
まぁようするにデカイと言うことだけは確かですな。
さらにさらに、このサイズの地球の表面積は畳2帖程度。
なんとなんとたったの1坪である。
ここからが「へぇ~」とうなった箇所なのだが、
その海の一番深いところの深さはたったの0.9ミリ。
これが陸地に移ると、
例えば日本が誇る富士山は0.3ミリ。
世界一高いエベレストですら、わずか0.7ミリ程度。
うーん、こうしてみると、深くもなく高くもなく感じるのが不思議だなぁ。
こうなると地球の空気の層など微々たるもので、わずかに1ミリ程度になる。
飛行機と言ってもたかだか1ミリ程度の高さを、
スペースシャトルや国際宇宙ステーションなんてものですら
地表から2~3cmの所を飛んでいる、
となるからまぁ驚きというかなんというか・・・。
で、話は海に戻るが、地球の表面積は畳2帖分。
このうちの約7割が海なわけだが、
このサイズの海の水、つまり海水の総量は660ccほどだという。
ちょうどビールの大瓶ぐらいか。
牛乳パックでもあれば、十分に収まってなおかつお釣りがくるほどだ。
しかしながら海水は人間には飲めない。
このサイズの地球に存在する人間の飲める水、
つまり淡水はたったの17cc程度しか存在しない。
さらにさらに、そのうちの12ccは北極だの南極だのの氷河であるため、
実際に人間の飲める水というのは5cc程度になるそうな。
5ccってあーた・・・。
スプーン一杯、大さじ一杯ですぜ・・・。
と、ここまで読んでふと思った。
節水だの水不足だのとはよく言われるが、
たった5ccしかない水を文字通り湯水のごとく使ってしまうとこれは一体どうなるんだと。
あっと言う間もなく無くなってしまうではないか。
と、珍しくマジメに考えた。
2分ぐらい。
うん、水は大切だね。治療できなくなるね。
でもやっぱり、
初期振りのほうが大事だと思いました。ъ( ゚ー^)